魔法のいらないシンデレラ 3
すみれは、プレゼントのぬいぐるみをすっかり気に入り、胸に抱きしめたまま眠りにつく。
瑠璃はそっと頭をなで、お休み、すみれと呟いてからおでこにキスをした。
リビングに戻ると、飾ったばかりのピンクのバラの花束が目に飛び込んでくる。
瑠璃はまた幸せな気持ちになった。
一生と二人でソファに座り、改めてシャンメリーで乾杯する。
「来年は、四人でお祝いだね」
「そうね」
瑠璃のお腹に二人は手を重ねる。
「男の子かな?女の子かな?」
「一生さん、知りたい?主治医の先生は、もう分かったって仰ってたの」
「瑠璃は?教えてもらったの?」
「ううん。すみれの時と同じように、産まれてからのお楽しみにしたくて」
「じゃあ今回もそうしよう」
一生はそう言って微笑んだが、瑠璃のお腹を見ながら、でも気になるな…と呟く。
瑠璃はそっと頭をなで、お休み、すみれと呟いてからおでこにキスをした。
リビングに戻ると、飾ったばかりのピンクのバラの花束が目に飛び込んでくる。
瑠璃はまた幸せな気持ちになった。
一生と二人でソファに座り、改めてシャンメリーで乾杯する。
「来年は、四人でお祝いだね」
「そうね」
瑠璃のお腹に二人は手を重ねる。
「男の子かな?女の子かな?」
「一生さん、知りたい?主治医の先生は、もう分かったって仰ってたの」
「瑠璃は?教えてもらったの?」
「ううん。すみれの時と同じように、産まれてからのお楽しみにしたくて」
「じゃあ今回もそうしよう」
一生はそう言って微笑んだが、瑠璃のお腹を見ながら、でも気になるな…と呟く。