バレンタインチョコと四人の恋
やっぱり私はいつだって真っ直ぐ想いを伝えよう。
引いてみるなんて私らしくない。
真っ直ぐぶつかってぶつかって、この気持ちを残らず宙翔くんに伝えていこう。
「じゃあ、一緒に帰ろっか?」
「うん!」
宙翔くんと離れていた時間を埋めるように短い帰り道だがたくさん話をした。
たったの二、三週間ぶりだが、それでも久しぶりの宙翔くんとの時間は幸せで少しだけ泣きそうになった。
「…あ!何あれ、新作味出てるー!」
帰り道の途中にある私のお気に入りのアイスクリーム屋さんの前に、新商品のお知らせをする看板が置いてあった。
「うわあ、いちごミックス!?何種類ものいちごをミックスさせた味なのか…。おいしそうー!」
「冬にアイスって、寒くない?」
「おいしそうなものに季節なんて関係ないんだよ!」
つい熱く語ってしまってからハッと我に返るがもう遅い。
引いてみるなんて私らしくない。
真っ直ぐぶつかってぶつかって、この気持ちを残らず宙翔くんに伝えていこう。
「じゃあ、一緒に帰ろっか?」
「うん!」
宙翔くんと離れていた時間を埋めるように短い帰り道だがたくさん話をした。
たったの二、三週間ぶりだが、それでも久しぶりの宙翔くんとの時間は幸せで少しだけ泣きそうになった。
「…あ!何あれ、新作味出てるー!」
帰り道の途中にある私のお気に入りのアイスクリーム屋さんの前に、新商品のお知らせをする看板が置いてあった。
「うわあ、いちごミックス!?何種類ものいちごをミックスさせた味なのか…。おいしそうー!」
「冬にアイスって、寒くない?」
「おいしそうなものに季節なんて関係ないんだよ!」
つい熱く語ってしまってからハッと我に返るがもう遅い。