バレンタインチョコと四人の恋
「好きです!付き合ってください!」
これが、恋に落ちる、ということなんだろう。
「え…。えっと…ごめん」
そしてそれは一瞬で終わった。
「え、あ、私ってば…!ご、ごめんなさい!つい…!けど、今あなたに恋したのは本当なんです!一目惚れなんです!…って、急に言われても困りますよね!あの、友達!友達から始めませんか!?」
「友達なら…。えっと、名前、聞いてもいいかな?」
「はい!姫野依茉です!」
「俺は碧山宙翔。よろしくね、依茉ちゃん」
これが、私と宙翔くんの出会いだった。
*
「みんなー!恋!恋しちゃった私!」
「は?恋?また新作商品でも出たの?」
これが、恋に落ちる、ということなんだろう。
「え…。えっと…ごめん」
そしてそれは一瞬で終わった。
「え、あ、私ってば…!ご、ごめんなさい!つい…!けど、今あなたに恋したのは本当なんです!一目惚れなんです!…って、急に言われても困りますよね!あの、友達!友達から始めませんか!?」
「友達なら…。えっと、名前、聞いてもいいかな?」
「はい!姫野依茉です!」
「俺は碧山宙翔。よろしくね、依茉ちゃん」
これが、私と宙翔くんの出会いだった。
*
「みんなー!恋!恋しちゃった私!」
「は?恋?また新作商品でも出たの?」