バレンタインチョコと四人の恋
「ちがーう!ちゃんと人間ー!隣のクラスの、碧山宙翔くん!」
あの後、少しだけど話してしっかり連絡先までゲットした。
みんなは私の告白を受けてぽかーんとなぜか口を開けて固まっている。
「ん?どうしたの?」
「どうしたの?じゃないよー!」
「碧山宙翔!?またすごい人好きになったね…」
「え、どういうこと?」
「碧山くんはあの顔もそうだけど、頭も良くてスポーツもできて優しくて、学年一モテてるんだよ!だけど、碧山くんはどんなに告られても一回も付き合ったことはなくて、もしかしたら好きな人がいるんじゃないかって噂されてて観賞用イケメンってことで暗黙の了解があるんだよねー」
「ええ、そうなの?けどもう好きになっちゃったから、仕方ない!」
「仕方ないって…依茉は本当、真っ直ぐっていうか、バカっていうか…まあ応援する!」
「ねえ、それ褒めてないよね!?」
わっと笑いが広まったが、笑い事ではない。
あの後、少しだけど話してしっかり連絡先までゲットした。
みんなは私の告白を受けてぽかーんとなぜか口を開けて固まっている。
「ん?どうしたの?」
「どうしたの?じゃないよー!」
「碧山宙翔!?またすごい人好きになったね…」
「え、どういうこと?」
「碧山くんはあの顔もそうだけど、頭も良くてスポーツもできて優しくて、学年一モテてるんだよ!だけど、碧山くんはどんなに告られても一回も付き合ったことはなくて、もしかしたら好きな人がいるんじゃないかって噂されてて観賞用イケメンってことで暗黙の了解があるんだよねー」
「ええ、そうなの?けどもう好きになっちゃったから、仕方ない!」
「仕方ないって…依茉は本当、真っ直ぐっていうか、バカっていうか…まあ応援する!」
「ねえ、それ褒めてないよね!?」
わっと笑いが広まったが、笑い事ではない。