バレンタインチョコと四人の恋
「よかった受かったー!」


「おめでとう!」




ぎゅーときつく抱きしめてくる咲希の外はねボブの頭を、よしよしと撫でてあげる。




「彩葉も合格おめでとー!」


「あはは、ありがと」




わんわん泣く咲希に微笑ましさを感じながらお礼を伝える。



それからしばらく咲希と抱き合ってから、近くのファミレスに入りお昼ご飯を食べる。




「実技試験むずくて落ちたと思ってたから本当安心したー」


「私は咲希の腕なら心配はなかったけどね」




私はメイク系、咲希はヘアスタイル系の専門にそれぞれ合格が決まった。




「私だって彩葉のことは心配してなかったからね!彩葉の才能を一番わかってるのは私なんだから!」


「あはは、ありがとね」
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