君にクギヅケ

その後、恥ずかしくなって

人込みを掻き分け何とか人の注目から抜け出せた

「あー恥ずかしかった」

『本当だね』

クスクスと笑う彼女は可愛い

そんな彼女とも明日からは別々の高校

遊ぶ暇もないだろうし
お互い新しい友達も出来るだろうから

こうして遊ぶのも今日で最後

まぁ同じ高校に行く友達も居るから心細くはない

「よしっ!気を取り直してカラオケ行こ~!」

『うん!!』

軽い足取りでカラオケに足を運んだ

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