これは甘い毒
「冷凍庫に入れれば冷蔵庫より早く固まるしね」

入れすぎるとカチカチになるけどって言っておりますがそんなすぐに固まるものなのですのね

「ラッピングはこの袋とかに入れるだけ」

「そんなんで良いですの?」

「全然いいんだよ」

そうだったのですのね

「よし…早くられたして届けなければ」

「うんうん。頑張ろうね」

「はい」

そこからラッピングが始まった

「百合さんこれどうやって縛るのですの?」

「それはこうしてこう!」

おぉーすごいですわ!

「まるで魔法みたいですわ」

「ふふっ魔法じゃないないよ」

「私も頑張ってラッピングしなければいかませんよね!」

またもくもくとラッピングを進めた

「やっと…やっと綺麗にできましたわ!」

百合さんと比べると歪に見えますが渡せるくらいにはなったはずですわ

「おめでとう。はい、奏音ちゃんにプレゼント」

「これもらっていいですの?」

百合さんからもらったのは可愛い服

「うん、私が髪整えて上げるからその服着て律にびっくりさせてあげよう!」

「そうですわよね!普通の服ばかりじゃ律にびっくりさせられないですわよね。さっそく着替えてきますわ!」

「着替え終わったら私の部屋まで来てね」

「はいですわ」

一旦私が来てる服を脱いで百合さんからもらったフリフリがついた服をきる

鏡に写った私と目が合う

「これ私似合ってないですわよね」

そう、言葉にすると悲しくなりましたわ

「百合さん…着替え終わりましたわ」

「キャー!可愛い!やっぱり奏音ちゃんに似合うと思ってたけどここまで似合ってたなんて律もびっくりするわね」

なぜか百合さん、すごいテンション高いですわね?

「よし!じゃ〜髪を整えよっか」

「どんな髪型にするのですの?」

「う〜ん奏音ちゃんはハーフツインとかポニーテールでも似合いそうだけどくるりんぱしようか」

「くるりんぱですの?」

「そう奏音ちゃんに似合うと思うしこの服にも合うと思うの」

「私は百合さんにお任せしますわ」

「じゃぁさっそくやってくね」

そう言って百合さんは素早い動きで私の髪を結んだりしていった

「はい!完成。今までにないくらい達成感がすごいくらい」

「これわたしですの?」

実は百合さんが髪の毛をセットしおわったとおもったらナチャラルメイクをしてくださったのですの

「よし!身支度も整ったし奏音ちゃん律のところまで行ってきてね」
「私一人でですの?」

まだ慣れてないのに…

「大丈夫、大丈夫!携帯に地図送っといたからそれ見て、いけば絶対たどり着けるから」

「うぅ…はいですわ」
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