愛する故に俺は戦う





今を遡る事…



五十年前…



「ルイカ!!分かっているのか!?」



「この学校にあたし程の力を持っている人はいないの!!」



「死ぬかもしれないんだぞ!?」



「あたし一人の命で多くの人が助かるなら…
あたしはそっちのほうに賭けたいの」



「そんなの知るかよ!!」



「分かって…」



「わかりたくないだろ…」



「さて…どうするのかね?」



「俺は…」



そして今…



我が孫娘が同じ決断を迫られている…



因果なものだな…



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