届け、この片思い
「月菜、これ食べる?」
いつもより早くにホームルームが終わり、軽く気合を入れて渡しに行こうと立ち上がると、琴音に声をかけられた。
「え、いいの?」
「うん。友達と食べなってパパがくれたの」
そう、パカッと開けられた箱には、トリュフのような可愛いチョコレートが詰められていた。
「うわぁ!綺麗!」
「だよね!まだ私も食べてないの」
食べよう?と可愛い笑顔で言われると断れるわけが無い。
いつもより早くにホームルームが終わり、軽く気合を入れて渡しに行こうと立ち上がると、琴音に声をかけられた。
「え、いいの?」
「うん。友達と食べなってパパがくれたの」
そう、パカッと開けられた箱には、トリュフのような可愛いチョコレートが詰められていた。
「うわぁ!綺麗!」
「だよね!まだ私も食べてないの」
食べよう?と可愛い笑顔で言われると断れるわけが無い。