隣のアイツ!〈上〉
アイツとの再会
〜運命〜
「えっと、私の教室は…」
「1年A組だよ!」
その声はまさか…
「ちよちん!?一緒の学校だったんだ」
「そ!ビックリだよね、まさか同じ教室だなんて…これって運命!?」
そんなことを話しながら、私たちが教室に向かっていると、A組の前に明らかに女子がたくさん集まっている
「何があるんだろう?」
「玲奈の理想に似合った、イケメンの男子じゃない?」
「そうだったらいいなあ♡」
ちよちんの話を聞いてうっとりしながら教室に入っていくと…
「あっ!朝の失礼な男子!」
ギロッ!!
やばっ、無意識で声が出ちゃて、周りの女子の視線が突き刺さる
「あの子誰?」
「るいくんのこと知ってるのかしら?」
ヒソヒソなんか言われてるよ…
何もかも、アイツのせいだ
「玲奈、あの『るい』とかいう男子知ってるの?」
「まあね、アイツは…」
「あっ!吉川さん、おはよう、朝ぶつかっちゃってごめん!怪我とかしてない?」
「全然大丈夫ですけど…」
性格、変わりすぎじゃない!?
『このクソ女!』とか言ってたのに
あ~こんな男、ホント無理っ!
「ちよちん、また事情は話すから、ちよちんの机に行こ!」
ひとまず、あの気まずい空気からは逃れられたけど、まだ女子の視線が痛いなぁ
「そ・れ・で!あの男子とはどういう関係?」
「ああ、柊くんとは朝、登校中にぶつかって、『どこ見て歩いてんだよ、このクソ女!』って言われたんだよね…」
「えっ!なにそれ、引くんですけど、顔はイケメンなのに」
「それ、私も思った!」
その後も、ちよちんと話していると、先生がきた
「じゃあ私、席に座るね、また後で」
ちよちんと近くの席になりたいけど、ちよちんは、天野ちよだから、席はいつも離れちゃうんだよね
さあ、私のこの1年のスタートとなる席は…!
「吉川さん、よろしくね」
「よろしく、柊くん…」
こいつの隣かー!!最悪の運命だ…
何が、『吉川さん、よろしく』だよ!
あぁ、私の最高のJKライフがぁぁー
「1年A組だよ!」
その声はまさか…
「ちよちん!?一緒の学校だったんだ」
「そ!ビックリだよね、まさか同じ教室だなんて…これって運命!?」
そんなことを話しながら、私たちが教室に向かっていると、A組の前に明らかに女子がたくさん集まっている
「何があるんだろう?」
「玲奈の理想に似合った、イケメンの男子じゃない?」
「そうだったらいいなあ♡」
ちよちんの話を聞いてうっとりしながら教室に入っていくと…
「あっ!朝の失礼な男子!」
ギロッ!!
やばっ、無意識で声が出ちゃて、周りの女子の視線が突き刺さる
「あの子誰?」
「るいくんのこと知ってるのかしら?」
ヒソヒソなんか言われてるよ…
何もかも、アイツのせいだ
「玲奈、あの『るい』とかいう男子知ってるの?」
「まあね、アイツは…」
「あっ!吉川さん、おはよう、朝ぶつかっちゃってごめん!怪我とかしてない?」
「全然大丈夫ですけど…」
性格、変わりすぎじゃない!?
『このクソ女!』とか言ってたのに
あ~こんな男、ホント無理っ!
「ちよちん、また事情は話すから、ちよちんの机に行こ!」
ひとまず、あの気まずい空気からは逃れられたけど、まだ女子の視線が痛いなぁ
「そ・れ・で!あの男子とはどういう関係?」
「ああ、柊くんとは朝、登校中にぶつかって、『どこ見て歩いてんだよ、このクソ女!』って言われたんだよね…」
「えっ!なにそれ、引くんですけど、顔はイケメンなのに」
「それ、私も思った!」
その後も、ちよちんと話していると、先生がきた
「じゃあ私、席に座るね、また後で」
ちよちんと近くの席になりたいけど、ちよちんは、天野ちよだから、席はいつも離れちゃうんだよね
さあ、私のこの1年のスタートとなる席は…!
「吉川さん、よろしくね」
「よろしく、柊くん…」
こいつの隣かー!!最悪の運命だ…
何が、『吉川さん、よろしく』だよ!
あぁ、私の最高のJKライフがぁぁー