君に溶けるまで。

君に溶けるまで。

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        私、 茉白花(ジャスミン)と申します!
     恋愛系を載せることが多いので、見てもらえたらと思います!
   


              では本編へどうぞ!

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私は、夢夜学園(むよがくえん)に通っているごく普通の女の子。夜咲 蘭(よざき らん)!

髪の毛はきちんとルールを守って染めていないし、派手なメイクだってしていない。


[一時間目―体育]

『体育か〜!』

『そうだね。』

私は、当たり前のように返事をした。

『ねぇ〜知ってる〜? 体育ではね、颯くんのかっこいいバスケが見れちゃうんだよ? マジサイコ〜!!』

『そんなに楽しみかな〜?』

『そりゃそうよ!蘭こそもっと見たいと思わないの?』

『そ〜だね。別に思わないかな。』


この元気に話している子は、佐々木 陽加(ささき ようか)ちゃん!まさに恋真っ最中って感じの女の子!

きれいなポニーテールで、私はちょっと羨ましい。それに、陽加はモテているから話しているとちょっと話が合わない時がある。


『陽加ってさ、颯くんが好きなんだよね?』

『あったりまえよ〜! あの人意外考えらんない!』

『そ〜なんだね〜!』

そんなことを話していると、早速バスケが始まった。

『キャ〜!カッコイイ〜!!』

隣ではしゃいでいる陽加は本当に嬉しそうだった。

『恋心か〜。私にはないな〜。』

私が一言言ったが、その声も陽加のはしゃぎ声に消されてしまう。
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