奏でた音の帰り道。
両腕になってくれた音が、言ったんだ・・・・・・。








ボクが、奏でた!












ボクは、砂浜に膝をつきながら、血だけになっていた。





音と一緒に、ヴァイオリンを弾いた!






血の体でも、ヴァイオリンは弾ける!












ボクの奏でた音は、






ボクが、






一番、




好きな音。





世界でっ




一番、



好きな、




音・・・・・・!





ボクは、倒れた。





海の砂浜の上で、砂を真っ赤に染めて。










おわり🎶 ♪





ー可哀想な人なんかいない。ー














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