貴方との思い出ばかりのこの部屋で
...あぁ、もういいわ。
もう、いい加減うんざりよ。
急にいなくなった貴方にも
そんな貴方のことばかり考えている私自身にも。
いっそこんな感情、貴方の置いていった指輪ごとごみ箱にでも捨ててしまえたらいいのに。
未練なんて感じないほどに思い切り。
この想いさえ無くしてしまえばいいのだから。
そうすればいつか、
何処かで貴方と再開しても今まで通りの私でいられるはずでしょ?
だから...これ以上悲しんでなんてあげないわ。