ユメ騎士〜イケメン男子達と秘密のアイドル活動始めます〜





「わぁ!」



 すごく綺麗で、声が出なくなりそうだった。

 すると優くんは紙を7枚取り出すと、1人1人に渡していった。



「セリフはぼくが考えたよ。はい、これはめぐみんの分」



 私にも紙が配られると、それを合図かのように累くんが撮影を始めた


 わっ、待ってよ!これ、なんのセリフなの!?

 そう言おうとしたけど、もう遅かった。

 そこからは流れるようにして、みんなマイクに向かって声を出した。



        ***



「こんにちは。Dream Knightのリーダーを務めさせていただきます。りょうです。担当カラーは赤です。優しいお兄さんをモットーに頑張るので、よろしく」

「みんな〜〜〜ふうだよ!ピンクを担当していて、泣き虫だけど可愛いが基本な子だよ。よろしく〜〜〜」

「お前ら、やっほー!俺はひかる。担当カラーは黄色だ。この色みたいに明るくて元気なやつで、悪ガキ担当だぜ」

「僕、なおとって言うんだ。担当カラーは水色。いろんな人から正直者って言われてて、正義感は誰よりも強いと思ってます」

「やぁ、Dream Knightのじんです。紫が担当で、ミステリアスと言われるように努力しています。よろしく」

「あらきだ。担当カラーは緑。クール系って呼ばれるけど、暴力的と呼ばれるのが多いこのグループの問題視だ」

「みなさん、こんにちは。Dream Knightのゆるみだよ。担当カラーは白。すごくドンくさいけど、温かい目で見てね」

「「「「「「「君のことを守る騎士が、ここに参上」」」」」」」




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