ユメ騎士〜イケメン男子達と秘密のアイドル活動始めます〜





「だーかーらー!ふーちゃん落ち着け!俺は、医務室に向かって、あと1つだけのタスクをしようとしてたんだ!」



 う〜〜〜〜〜〜ん、信用できないよ。



「ひかるは医務室か……。じんはどこでなにしてた?」



 りよみんの声が力強くなる中、じんみんは淡々と話し始めた。



「オレは左下の廊下で、同じくタスクをしていたよ。あとちょっとで終わる」



 じんみんは、また誰よりも死体が遠いんだ……。

 なんだか、ひかみんじゃなくて、じんみんが人狼の可能性が出てきたよ。

 だって、ダクトを使えば、一発で死体から遠い場所に行けるんだもん。



「う〜〜〜ん、今のところだと、私はじんくんが怪しいんじゃないかと思うんだけど……」

「ゆるみもかぁ。実は俺もそう思う。ひかるとふうは?」

「う〜〜〜ん、まだよく分からないんだよね。でも、ぼくもじんみんが怪しいなって思ってるよ



 素直に答えた。



「俺も!」



 じんみん以外のことを聞くに、みんな怪しいと思うのは、じんみんみたい。

 じゃあ、このままじんみんに投票して、終わりってことになるのかな?




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