ユメ騎士〜イケメン男子達と秘密のアイドル活動始めます〜





「みんな!さっきから聞いていれば、ひどいじゃないか1オレじゃないって。もう少し考えてからの方がいいよ。だって、もし人狼が残っていたら、次でゲームオーバーになるんだよ」



 じんみんの反論に、ぼくは少し納得した。

 でも……じんみんが、人狼の気がするんだよねぇ。

 悩んでいると、ひかみんが動いてくれた。



「やっぱり、じーくんの言う通り、もうちょっと考えても遅くはないんじゃないかな?むやみやたらに吊って、失敗するのは嫌だし」



 ひかみんの提案に、ぼく達は賛成した。

 そうだよね。

 焦らず、ゆっくりやっていればいいよ。

 ぼくは少し、スッキリした気持ちで、スキップボタンを押した。



         ***




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