ユメ騎士〜イケメン男子達と秘密のアイドル活動始めます〜
「先に少しコメントを見とくね……はっ?」
京の顔が、氷のように青ざめた。
「きよみんどうしたの?」
「面白いコメントでもあったんじゃね?」
「大丈夫か?京」
「おーい、京くん生きてる?」
オレと恵以外の4人が、パソコンの画面を覗き込んだ。
すると、みんな京と同じように青ざめた。
作り物のように、1㎜も動かない
「どうしたの?」
恵は不思議そうな顔をして、パソコンの画面を覗き込もうとした。
「ストップ!見ちゃダメ!」
清がそう叫び、恵に画面を見せないように立ちはだかった。
だが、恵はヒラリとかわし、画面を見た。
「……っ」
恵は唇を噛んで、その場で誰よりも凍りつき、青ざめた。
オレの頭の中では、ハテナマークが飛び交っていた。
画面を恐る恐る見た。
そして、みんなと同じように固まった。
画面のコメントには、こう書かれていた。
『ゆるみって、うざいよね。イケボ6人はいいのに、女子1人いるだけで、めっちゃムカつくんだけど』
『ゆるみ、早く炎上してDream Knightからいなくならないかな?』
『それな』
『死ね!』