ユメ騎士〜イケメン男子達と秘密のアイドル活動始めます〜
「いいかぁ、お前ら。今日からここが、オレ達の秘密基地だぁ!」
「「「「お〜〜〜〜〜〜!」」」」
5人の子供がそう言いながら、キャッキャとはしゃいでいた。
いつものオレなら、あいつらがうるさくてムカついているところだ。
けど、今だとあいつらが羨ましくて仕方なかった。
昔、オレ達もああやって遊んだな。
なんでこうなったんだろうな。
秘密基地……か。
ん?
今、なにかひらめたような気が……。
あっ、あぁ!
まさか……。
オレはスマホを取り出すと、累に電話をかけた。
【玲?どうし……】
「累!恵の居場所が分かった」