連れていかれた場所は、セクハラパワハラだらけの収容所でした
「ユウキ!頑張っっうっ!!」
サチコが応援する声は、看守によって口を抑えられ、ユウキには届かない。

そこに、革スーツ姿の女性看守がやって来る。

310の前に立つと、股間の膨らみを舐め上げた。

「あぅっ。。」

筋骨隆々の男も、この攻撃には一溜りもない。


--ドサッ

鈍い音をたてて崩れ落ちた。


その姿に高らかな笑い声を上げた女性看守は、そのままユウキの方に向かった。
そしてその足に履いたハイヒールの踵で、ユウキの股間をグリグリと刺激した。

「っっ!!」
ユウキの端正な顔が歪むのと同時に、笛が鳴った。

--ピィ――

「終了!今日の夕飯は、6班と2班が獲得!」

「6班は残り1人なのでおかず一品、2班は2人で2品!」

朝食、昼食は労働のため粗食ながらに与えられるが、夕食はこのようなシステムだとは、どこまでイカれた施設なのか。
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