私立花ケ崎学園で起きたこと。
先輩のお手伝い 桃side
時がすぎるのは早いもので、私は2年生に進級した。しかも、私なんかが、主席になれておどろいた。
この学校は首席で進級すると、いいことがある。
1年生から2年生に首席で進級すると、2年生から始まる3年生の先輩のお手伝いにつく人を選べる権利が手に入る。
私はこの前、先生に荷物持ちを頼まれて困っているときに助けてくれた先輩を選んだ。
これから、毎日、座学が終わったら先輩の手伝いをすることになる。
今日の座学がおわって、さっそく先輩のお手伝いをしにいった。
「ひさしぶり。改めて、自己紹介するわ。私は紅花よ。いつも妹がお世話になってるわね。」
「いえ、こちらこそ。改めまして、椿桃と申します。お久しぶりです、花先輩。」
私がお手伝いを担当することになったのは、奏ちゃんのお姉さんの花先輩。
いつも元気な奏ちゃんとちょっと性格が違って、ふんわりと周りを包み込んでくれる、そんな存在。
そんな先輩の仕事ぶりをそばで見れるなんて…。
私は恵まれすぎなのでは、と思ってしまう。
まぁ、それをお兄ちゃんが聞いたら『そんなことないよ。ももの努力の賜物だよ。』って言われそう…。
来年のためにもここでちゃんと学ばせてもらわないと。
よ~し、がんばるぞ!
この学校は首席で進級すると、いいことがある。
1年生から2年生に首席で進級すると、2年生から始まる3年生の先輩のお手伝いにつく人を選べる権利が手に入る。
私はこの前、先生に荷物持ちを頼まれて困っているときに助けてくれた先輩を選んだ。
これから、毎日、座学が終わったら先輩の手伝いをすることになる。
今日の座学がおわって、さっそく先輩のお手伝いをしにいった。
「ひさしぶり。改めて、自己紹介するわ。私は紅花よ。いつも妹がお世話になってるわね。」
「いえ、こちらこそ。改めまして、椿桃と申します。お久しぶりです、花先輩。」
私がお手伝いを担当することになったのは、奏ちゃんのお姉さんの花先輩。
いつも元気な奏ちゃんとちょっと性格が違って、ふんわりと周りを包み込んでくれる、そんな存在。
そんな先輩の仕事ぶりをそばで見れるなんて…。
私は恵まれすぎなのでは、と思ってしまう。
まぁ、それをお兄ちゃんが聞いたら『そんなことないよ。ももの努力の賜物だよ。』って言われそう…。
来年のためにもここでちゃんと学ばせてもらわないと。
よ~し、がんばるぞ!