極上タラシオトコの本気を引き出す方法
私の肌に先生の熱い手が直接触れる度に、どうしようもないくらい気持ちよくて、甘い声が止まらない。
車内に響く2人の吐息も、私の口から出る甘い声も、キスした時のちょっといやらしい音も全部2人の気持ちをどんどん掻き立てる。
こんなところで…と思う気持ちも、今はもうどうでも良くて、はやく広瀬先生に触れたいと思ってしまう。
もうどうにでもなれ…と思った瞬間に広瀬先生は我に返ったように私の服の中から手を引いた。
「ごめん。こんなとこでがっついて。
これ以上したら我慢できなくなるからそろそろ車出す。
遅くなったし、ほんとごめん」
私は少し乱れた服と呼吸を整えながら広瀬先生を見ると、まだ表情に熱を残していた。
遅くなったし、という言葉で今日はもう私を家まで送るつもりなのかな?と考える。
そういう関係なのに、このまま帰宅してもいいのかな?なんて考えるけど、本当は私がただ、もっと広瀬先生といたいだけ。
それも全部全然収まってくれない身体の熱と、
広瀬先生のことが好きすぎる私の気持ちのせいだ。