極上タラシオトコの本気を引き出す方法
「で?実際どうなのよ。莉子の気持ちは。」
病院から駅に向かう途中の道で紗耶にそんな鋭い質問をされてしまった。
「私は...。
好きだと思う、すごく。
一緒にご飯食べたり、何気ない話したらすごい幸せな気持ちになるし、同じオペじゃないのに、広瀬先生のことすごい気になってルームの外から覗きに行ったこともあるし...。
ナースステーションであったらすごいドキドキしちゃうし、、」
話しながら自分がベタ惚れすぎて恥ずかしくなってきた。
こんな思いで私はいるけど、もし広瀬先生が恋愛としての意味じゃなくご飯食べているなら、恥ずかしい極まりない。
「も〜、ほんとによかった。
そんなに莉子が好きになれる人がいて。
私は今日は病棟の友だちとご飯食べてるけど、なんでも電話してくれていいからね?
付き合いましたとか、そういう報告♡」