極上タラシオトコの本気を引き出す方法




海沿いの遊歩道はこれでもかと言うくらい雰囲気がいい。




きっとこれから私も傷つくことが増えるだろうし、身体を繋げてしまえばきっともっと好きになる。


全部予想がつくのに、どうしてもこの手を離したくなくてギュッと握り返した。




「絶対後悔しません。

それに、私ももう待ちたくありません」



私が広瀬先生の顔を見上げてそういうと、

ぐっと引き寄せられてさらに熱っぽい視線で見下ろされる。



そして、そのまま色っぽい表情の広瀬先生の左手に顎をすくわれて、


熱い唇が降ってきた。



キスされてることが分かったのは数秒後だったけれど、広瀬先生は遠慮なく何度も私の唇を啄む。



その感覚にふわふわしていると、「可愛い。もう俺限界かも」と言われた。



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