極上タラシオトコの本気を引き出す方法
それから少し早足気味の広瀬先生に連れられて、近くにあったホテルに入った。
部屋に入ったら実感が湧いてきてすごく緊張してきたけど、そんなことを感じる間もなく広瀬先生がギュッと後ろから私を抱きしめた。
「莉子って呼んでい?」
「はい。嬉しいです」
そう答えると、後ろから私の首筋にキスを落とす。
くすぐったかった感覚がだんだん熱を帯びたものに変わって、
甘い声が出てしまうと、広瀬先生も余裕が無いように私を振り向かせてたくさんキスをした。
だんだん頭がぼーっとして広瀬先生のことしか考えられなくなる。
ベットへ運ばれた時にはもう身体のどこにも力が入らなくて、今まで経験してきたことは嘘だったんじゃないかと言うほど、広瀬先生に溶かされた。
「莉子」「可愛い」「もっと見せて」
そんな甘い言葉を聞きながら私は広瀬先生に堕ちていった。