年下×幼馴染×お隣さん
「俺、お前が好きだ」

「えっ...」

「彼氏居るのは知ってる。俺が伝えたかっただけ。伝えてしまったら困るのもわかってる。けど好きだ」


そう言う優吾の声は震えていた。

しばらく抱きしめられたままだった。


「.......よしっ...」


優吾はあたしから離れた。


「じゃあ、俺帰るわ!また明日な」


そう言う優吾の顔はいつものイタズラな笑顔だった。
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