初恋
時計は22時をまわり
さすがに限界がきていた。





お風呂に入る前に
最終確認..





―――ピロン―――





耳を疑った..
いや、確実に鳴ったよね?






パソコンにかけより
画面を見る..



画面には..



「隆希」の文字







嬉しくて嬉しくて
涙が止まらない..。






「昨日から返事できてなくて
ほんまにごめんなぁ↓!
熱あってしんどくて
メール返せなかってん。
ほんまにごめん..。」




安心した..
やっと..やっと..
息ができたみたいだった。


「熱だったの!?
そっかそっかぁ..
嫌われたと思ってた(笑)」


「花恋嫌いになるとか
絶対ありえんわ(笑)」





どうして..

隆希はずるいよね..

一言であたしの心
奪ってくんだもん..





ねぇ、気づいたよ。






隆希のことが好きなんだ..











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