あの夏、もう一度君に出会えるなら

たくらみ

「良い案ってなんだよ。」


二人は光輝を問い詰める。


光輝は鼻を高くしながら、静かに口を開いた。


「優馬お前、渡海に告ってこい。」


「っは!?」


優馬の間抜けな声が教室中に響き渡る。


「それって、つまり嘘コクだろ??」


秀太が念押しで光輝に聞く。


光輝はドヤ顔でもちろんと頷きながら言った。


「俺、ぜってぇに行かねぇ。」


優馬は、馬鹿げたような顔でその場を足早に出ようとした。


「もし、2人が付き合ったらおめぇらに焼肉奢ってやるよ。」


しかし、その秀太の一言で優馬は告白をすることになったのだった。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop