私が彼の笑顔を見るまで
皇蘭学園は、制服さえ着ていれば頭髪やメイクは自由という、素晴らしい校則の緩さを持ち合わせている学園なので、私は皇蘭の制服に合うように美容室に行って髪の毛をピンクベージュに染めてもらったのである。メイクも派手になり過ぎないけれども、入学式なので気合いを入れておく。
「お父さーん、お母さーん、私、もう行くねーーー!!!お先に、行ってきまぁぁぁす!!」
「「行ってらっしゃーーい!!」」
あー、楽しみ!憧れの皇蘭学園の入学式、どんな出会いがあるかなぁ〜。
椿視点
僕の家から学園まで電車で約30分位の距離なんだけど、学園が近付くにつれて、同じ制服の人達が目立ってきて、正直なところ、鬱陶しい。
とっととクラスの確認をして、早く帰りたくて仕方が無い。
「お父さーん、お母さーん、私、もう行くねーーー!!!お先に、行ってきまぁぁぁす!!」
「「行ってらっしゃーーい!!」」
あー、楽しみ!憧れの皇蘭学園の入学式、どんな出会いがあるかなぁ〜。
椿視点
僕の家から学園まで電車で約30分位の距離なんだけど、学園が近付くにつれて、同じ制服の人達が目立ってきて、正直なところ、鬱陶しい。
とっととクラスの確認をして、早く帰りたくて仕方が無い。