✩.*˚again~かつて僕も人間に恋をしていた。
ライブはバンドやアイドルグループ、ソロで歌う人たちが出て、最後は出演者全員で大合唱。
10組ある中で天宮くんがいるバンドの出番は6番目だった。
彼の出番がきた。
「今日は、好きな人がこのライブを見てくれてます! その人にこの歌を贈ります」
辺りがざわめいた。
「頑張って!」
「応援してる!」
複数の生徒たちの声援が聞こえる。
「それでは1曲目、Destiny」
バラードの曲が流れてきた。
彼は元気な歌をうたうのかな?って予想をしていたから意外だった。表情もいきなりきりっとして変わった。
「天宮くんって、カッコイイね……」
「……うん」
「歌、めちゃくちゃ上手いね」
「……うん」
夏海が話しかけてくるけれど「うん」としか返事が出来なかった。
私は彼の歌を真剣に聞いた。
歌にひきこまれた。
歌の内容は、何度離れてもまためぐり逢える運命で、やがてハッピーになる素敵な歌詞だった。
10組ある中で天宮くんがいるバンドの出番は6番目だった。
彼の出番がきた。
「今日は、好きな人がこのライブを見てくれてます! その人にこの歌を贈ります」
辺りがざわめいた。
「頑張って!」
「応援してる!」
複数の生徒たちの声援が聞こえる。
「それでは1曲目、Destiny」
バラードの曲が流れてきた。
彼は元気な歌をうたうのかな?って予想をしていたから意外だった。表情もいきなりきりっとして変わった。
「天宮くんって、カッコイイね……」
「……うん」
「歌、めちゃくちゃ上手いね」
「……うん」
夏海が話しかけてくるけれど「うん」としか返事が出来なかった。
私は彼の歌を真剣に聞いた。
歌にひきこまれた。
歌の内容は、何度離れてもまためぐり逢える運命で、やがてハッピーになる素敵な歌詞だった。