✩.*˚again~かつて僕も人間に恋をしていた。
日曜日のお昼。
天気予報では雨が降らないらしいけれど、ちょっと降りそうな感じの怪しい曇り空。
家まで迎えに来てくれるって言ってたけれど、まだどんな人かよく分からないし家バレしたくないから、駅前で待ち合わせ。
待ち合わせ時間よりも二十分早くついた。
私の住んでいる町の駅周辺は、何かイベントがない限り、いつも人がいない。
私はちょっと人の顔を覚えるのが苦手で、彼の顔もすでにうる覚えなのだけど、人も少ないし、きっとあっちから声をかけてくれるだろうから、すれ違う心配はない、かな?
とりあえず、スマホをカバンから取り出して連絡とか来ていないか確認してみたら、夏海から来ていた。
『ごめん! 今日バイト先の人風邪ひいちゃってその人の代わりにバイトでることになっちゃた。だから行けなくなったの。本当にごめんね』
えっ? そしたら今日3人で会うってこと? 天宮くんたち、もうこっちに向かってそうだから、今更断るのも微妙だし。
とりあえず『わかったよ! バイト頑張ってね』と返事をしていると「清香ちゃん!」と、天宮くんの声がした。
天気予報では雨が降らないらしいけれど、ちょっと降りそうな感じの怪しい曇り空。
家まで迎えに来てくれるって言ってたけれど、まだどんな人かよく分からないし家バレしたくないから、駅前で待ち合わせ。
待ち合わせ時間よりも二十分早くついた。
私の住んでいる町の駅周辺は、何かイベントがない限り、いつも人がいない。
私はちょっと人の顔を覚えるのが苦手で、彼の顔もすでにうる覚えなのだけど、人も少ないし、きっとあっちから声をかけてくれるだろうから、すれ違う心配はない、かな?
とりあえず、スマホをカバンから取り出して連絡とか来ていないか確認してみたら、夏海から来ていた。
『ごめん! 今日バイト先の人風邪ひいちゃってその人の代わりにバイトでることになっちゃた。だから行けなくなったの。本当にごめんね』
えっ? そしたら今日3人で会うってこと? 天宮くんたち、もうこっちに向かってそうだから、今更断るのも微妙だし。
とりあえず『わかったよ! バイト頑張ってね』と返事をしていると「清香ちゃん!」と、天宮くんの声がした。