鎖に繋がれた月姫は自分だけに跪く竜騎士団長に焦がれてやまない
 キースはオデットが快感に呆けて荒い息をついている間に、ベッド傍に置いてあった小瓶に手を掛けた。音を立てて蓋を開き、小瓶を傾けて蜜口辺りにとろりとした粘液が掛けられた。内部に流し混むように長い指が挿入されて、もう既にぐずぐずに濡れていた部分から大きな水音が立った。

 ぐちゅぐちゅと大きな音をさせて、抽送は始まりオデットが感じている間にか指は何本かに増えていて膣内に刺激を繰り返した。

「ふっ……ああっ……気持ち良いっ……」

 人生で初めて感じるその感覚に思わず声を上げたオデットは、いつの間にか腰を動かして彼に押し付けるようになっていた。

「腰が……揺れてる。何か。もっと何かが、欲しくないか。オデット」

 問いかけるような彼の言葉に、オデットは何度も頷きながらねだった。

「奥がっ……なんだが、うずうずするのっ……キース……早くっ」

「はは……世界で一番可愛い生き物が俺を求めていると思うと、夢中になり壊してしまいそうで怖いな……かなり慣らしているから、大丈夫だとは思うが……痛くても少しだけ、我慢してくれ」

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