君とふたりで。
メールだからかな。
なんだかすぐに仲良くなれた。
その日は早寝のあたしにしては珍しく…1時まで起きていた。
一紀さんは先に寝てしまったようで返信が来なくなったので、あたしも寝ることにした。
ベッドに入って目を瞑り、一紀さんの顔を思い出そうとするんだけど…
特徴的ではないらしく、全然思い出せない。
いくらあんまり顔見てなかったからって、酷すぎるよなぁ。
学校で会っても分かんないかもしんない。
そんなことを思いながら眠りについた。
まさかこの2日後、あんなことになるなんて知らずに。