②推しのマネージャー志望です!
少ししどろもどろになりながらも、璃人との関係を聞きたくて、瑛茉ちゃんをカフェに誘ってみた。
すると。
「わ、私と…カフェに?有羽くんお忙しいのにいいんですか!?」
なぜか、パァッと表情を明るくし、瞳を輝かせる彼女に俺の方が若干引いてしまう。
いきなりどうしたんだ…?
「う、うん…明日はオフだし」
「嬉しいです…!聞きたいこと答えられる範囲でお答えしますので何でも聞いてくださいね!」
「あ、ありがとう…それじゃ行こうか?」
「はい…!お供します」
はは。お供しますって…。
キラキラとした瞳で嬉しそうに俺を見つめる瑛茉ちゃんを連れ、俺は学校近くにある行きつけのカフェを目指したのだった。