【④】恋風のワルツ〜見習いお嬢さまと5人のイケメン御曹司〜
「俺と踊りませんか」
不意に声をかけられ、びっくりして両手を上げてしまう。ふふっと鼻で笑われた。声をかけたくせに笑うなんて失礼な人だ。仮面をつけているから1年生か2年生。
「見てませんでしたか?私と踊ると、周りから色々言われると思いますけど」
私は不機嫌な態度で答えた。
「構いません。俺があなたと踊りたいので。他の人のことは気にしません」
「あなたはそれでいいかもしれないけれど、私はどうなります?王子と踊ったことで女子から色々言われているのに」
不意に声をかけられ、びっくりして両手を上げてしまう。ふふっと鼻で笑われた。声をかけたくせに笑うなんて失礼な人だ。仮面をつけているから1年生か2年生。
「見てませんでしたか?私と踊ると、周りから色々言われると思いますけど」
私は不機嫌な態度で答えた。
「構いません。俺があなたと踊りたいので。他の人のことは気にしません」
「あなたはそれでいいかもしれないけれど、私はどうなります?王子と踊ったことで女子から色々言われているのに」