【④】恋風のワルツ〜見習いお嬢さまと5人のイケメン御曹司〜
しばらくすると、遠くから先生と恭一郎さんの声が聞こえてきた。だんだん近づいてきて、生活指導室の前で止まり、ドアが開いて先生の姿が見えた。
「深山、今日は帰っていい」
「えっ?あ、はい。し、失礼します…」
私が生活指導室を出ると、入れ替わりに恭一郎さんが入ってきた。すれ違いざまに目が合うと、恭一郎さんはニコッと笑って頷いた。
ま か せ て
口パクでそう言ってくれたのが分かって、私も小さく頷いた。そして私は無事に解放された。
「深山、今日は帰っていい」
「えっ?あ、はい。し、失礼します…」
私が生活指導室を出ると、入れ替わりに恭一郎さんが入ってきた。すれ違いざまに目が合うと、恭一郎さんはニコッと笑って頷いた。
ま か せ て
口パクでそう言ってくれたのが分かって、私も小さく頷いた。そして私は無事に解放された。