君はみんなの人気者   ー私たちの出会いは?!
「どこの学校?」

「ここの3年生…」

「どこで!知り合ったの?!」

勉強教えてるって言った方がいいのかな…

でも、それじゃあ、翔先輩に良くないかが…

「で、電車で…」

「いいなー!イケメン?!」

や、あ、の…

色々質問されて頭がパニックになりそう…

と、私が頭をぐるぐるさせていると…

「はいっ!一回終わり!もう帰ろ!」

と、綺衣ちゃんが止めてくれた。


時間はもう5時半。

10月の後半だからもう真っ暗で、今日は星が綺麗に見れた。

晴れてたからかな…?

駅までの道のりをまた恋バナをした。


駅まではみんな一緒だけどほとんどみんな乗る路線が違う。

駅でバイバイをしていつもの電車のいつもの車両に乗った。

いつも私が座ってる椅子の隣には

真っ黒な帽子にマスクにメガネをした…


翔先輩がいた。

いつもこの時間なのかな…?

私はいつものように隣に座った。

すると、翔先輩がバッ!とこっちを向いた。

すると、メガネとマスクをしてても笑ってるてことがわかった。
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