君はみんなの人気者   ー私たちの出会いは?!
そういって先生は教室を出て行った。

あっ、せめて名前聞けば良かった。

まっ、いっか。

そしてお昼休みは終わった。

ーー放課後


「今日どこ行く?」

「私今日はパスー。昨日琥珀くんが出てたテレビ何回も見直すから。」


「えっ!私もそうしようかな…」

なんて楽しそうな会話をしている女子を抜けて、


2階の空き教室に向かった。

この教室開けにくっ

私は力尽くで頑張ってドアを開けた。

ガタガタと鈍い音が響いた。

廊下は静かで大きく聞こえた。


私は窓の近くにあった椅子に座った。

ここいいところだな…

空き教室は日当たりが良くてほとんどの人がここの前の廊下を通らないから静か。

明日からここでお昼食べよ…

ふぁー

眠い…

寝よっかな…

あのドア音すごいから来たらきっと気づくよね…


私は手を置いて机にうつ伏せにして寝た。
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