愛していますよ、だから幸せになってくださいね!
最終話
見送り……と言っても、実家ですから学生の間の長期休暇はこちらに帰ってくる予定です。
両親も弟もまた私を南の国へ行かせる事になるとは思ってはいなかったようです。
ジルベール はとても寂しがって最後まで泣いていました。
「またすぐ会えるわ! 次に会うときにジルはもっと大きくなってるね。お父様とお母様をお願いね。遊びに来てね。約束よ?」
ジルと約束をし別れを惜しんでいると、見送りにきた。と言って……なんと! ジュール殿下が来た。
ウェズリー様は私と会わせないようにしたけれど……
「ウェズリー様、少しだけお話をさせてください」
「ダメに決まっているだろう!」
と言って反対されました。
「わたくしのことは信用できませんか?」
じぃっとウェズリー様の顔を見ると、少しだけだから! と諦めてくれました。また国を出る事になったのでウェズリー様は私に引け目があるんですって。
両親も弟もまた私を南の国へ行かせる事になるとは思ってはいなかったようです。
ジルベール はとても寂しがって最後まで泣いていました。
「またすぐ会えるわ! 次に会うときにジルはもっと大きくなってるね。お父様とお母様をお願いね。遊びに来てね。約束よ?」
ジルと約束をし別れを惜しんでいると、見送りにきた。と言って……なんと! ジュール殿下が来た。
ウェズリー様は私と会わせないようにしたけれど……
「ウェズリー様、少しだけお話をさせてください」
「ダメに決まっているだろう!」
と言って反対されました。
「わたくしのことは信用できませんか?」
じぃっとウェズリー様の顔を見ると、少しだけだから! と諦めてくれました。また国を出る事になったのでウェズリー様は私に引け目があるんですって。