愛していますよ、だから幸せになってくださいね!

「ミシェル、晩餐では思ったことを言っても良い。ここでの事は私が責任を持って対処する!」


「まぁ、ふふっ。わかりましたわ」


 ミシェルの目が変わった。そして美しいほどの笑顔を見せた。この国の高位貴族とやらがどんなものか、この目で確かめようではないか。



 部屋に戻りメイド達に、ここを出る準備をしておいてくれと頼んだ。驚きを隠しきれない様子だったが、察したのだろう。返事が返ってきた。


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