―ホストの恋―
「…ひっく…ひっく…」


泣きじゃくる美咲をただ抱きしめる事しか出来なかった。

…淳に直接"美咲が彼女やから"って言えたらどれだけラクか…。


…そろそろホンマに水商売上がろかなぁ~…。

そしたら…堂々と美咲を"俺の!!"って言えるし…。


そんな事を考えるウチに美咲は大分落ち着いた。

俺は落ち着いた美咲を連れて店の中に入った。

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