―ホストの恋―
「うん…そぅやな…」


美咲の頭を撫でながら呟いた。




ボーッと天井を見ながら

「なぁ…みぃ…明日の出勤前に指輪買いに行かん?」


「…ホンマに…?」


「うん…嫌?」


俺の質問に首をおもいっきり横に振って


「行く!!行きたい!!」


目を輝かせて答える。


「ほんじゃぁ決定な!風呂入ろかぁ?」


「うん!!お湯ためて来るね!」



お風呂場に向かう美咲の腕を掴んで


「もぅちょっとだけ…このままおって…」


と言う俺の背中に手を回して


「しょぉがないなぁ~…」

と言いながら俺ね胸に顔を埋める。

< 161 / 258 >

この作品をシェア

pagetop