―ホストの恋―
俺はこの前、美咲から聞かされた本音と今日までの出来事を大まかに話した。

「まぁ…美咲チャン可愛いから…それに若いし」

イタズラっぽく笑う店長。

「まぁ今日は頭冷やすわ」

「わかりました。あんまり思い詰めない様に。何かあったら連絡くださいね」

「ありがと。」

「お疲れ様です」

「お疲れ。」


店長が帰り店の鍵を閉め、またソファに横になった。


「…はぁ~~~…」

溜め息しか出て来ない。

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