―ホストの恋―
美咲が出掛ける日。

"行ってらっしゃいのキス"を何度もした。

美咲は「ごめんね?今日やめようか?」と何度も言っていたけど、俺は首を横に振る。

「なるべく早く帰るから。」

と言い残して美咲は出掛けた。


しばらくして俺は仕事に向かった。

仕事中、鳴らない携帯が気になって仕方なかった。

俺は自分の客が帰ると部屋に戻った。

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