―ホストの恋―
「あはははッ。客にしよぉと思ってないから!一応オーナーやから客はおるし…」

チラッと彼女の方を見ると、"ハテナ"がいっぱい見えた。

ー意味解ってないっぽいなぁ…ー


俺はちょっとテレながら続けた。


「最近仕事しとっても楽しくなくてなぁ~…。だからアイちゃん…店に呼ぶつもりもないから…時々遊んで俺を癒やして。」

俺は彼女の顔を見て精一杯の笑顔を見せた。

すると彼女は少し頬をピンク色にして

「はい」


と答えてくれた。


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