―ホストの恋―
キス
少し話して車に戻った。

小腹が空いたので帰り道にあるファミレスに入った。


レジに向かうとアイは財布を取り出した。

俺は「いいから」とアイの鞄にムリヤリ財布を押し込んだ。


アイは俺に"ホスト"として接している様に感じた。


客と外で会って金を出すホストは居ないだろう。


でも今日の俺はホストとしてアイに会っているん訳じゃない。

それに客をわざわざ自分から誘ったりしない。

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