星と空
紗良ちゃんは中庭に来ると目を輝かせてわらいかけてくれた。
「ふーませんせ!お花綺麗!」
「あ!ほんとだ〜綺麗だね。このお花もかわいいね〜」
「あ!ほんとだ〜紗良、この色大好き」
そう言って紗良ちゃんが指したのは淡い黄色だった。
色から紗良ちゃんに否定のイメージが思っていたよりも少ないことを示している。
正直、ちょっと安心した自分がいた。
でも…もうそろそろ病棟に戻らなきゃ。
「紗良ちゃん、残念なお知らせなんだけど、そろそろ病室に戻らなきゃなんだ。ごめんね。」
「ふーませんせ!お花綺麗!」
「あ!ほんとだ〜綺麗だね。このお花もかわいいね〜」
「あ!ほんとだ〜紗良、この色大好き」
そう言って紗良ちゃんが指したのは淡い黄色だった。
色から紗良ちゃんに否定のイメージが思っていたよりも少ないことを示している。
正直、ちょっと安心した自分がいた。
でも…もうそろそろ病棟に戻らなきゃ。
「紗良ちゃん、残念なお知らせなんだけど、そろそろ病室に戻らなきゃなんだ。ごめんね。」