来る日も来る日もXをして
「うぜーんだよ!」

その言葉と共にボックスの底に押し倒された。

「痛っ・・・!」

「他人のことなんてどうでもいいだろ!あんたには関係ない!」

そう言って私のトップスをまくり上げる。

「や、やだっ!」

服を戻そうとすると先程と同じように両手をまとめて掴まれる。

「見ないでおいてあげようと思ったけど、もう容赦しねぇから。」

そう言って服を更にまくり上げられると胸の下部分の膨らみが見えてしまう。

「いや・・・っ!」

「うっざいあんたの恥ずかしいトコ、どんなもんか見せてもらおうか。感じてるかもココ触ればわかるしね。言い逃れ出来ないよ?」

そう言って下腹部を指差す。先程みたいに体をよじって足で攻撃しようと思うのに、足の上に乗られて身動きがとれない。

「そうやってやたら人に構って『理解してあげた』って自己満足してるんだろ。人のプライベートに土足で入ろうとするからこういうことになるんだって思い知らせてやるよ。人のデリケートなところいじくり回すあんたの体のデリケートなところ弄んでやるから。」

───もう駄目だ・・・。

目を閉じる。スマホカメラのシャッター音がした。
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