来る日も来る日もXをして
「愛来ちゃん、ありがとう・・・。」
「何がですか?」
「えっ・・・だから助けてくれて。」
「別に助けたつもりないです。」
「えっ?」
「忍くんに特別な感情ないですけどぉ、カラダとか女子力には自信あるから女のプライド傷つけられて悔しかっただけです。写真も本当にどこにも出すつもりないですし、誰かに話すつもりもないです。悔しいしぃ。忍くんとの関係も今まで通りです。」
「・・・。」
「理解して頂こうとは思わないです。私も忍くんも菘先輩も美彩先輩も皆それぞれ生きたいように生きればいい。その代わり後悔しても自己責任ってことです。先、ミーティング行ってますねぇ。」
愛来ちゃんは淡々と言うと彼女の担当業務であるミーティング準備でプロジェクターのセットなどをする為会議室に入っていった。
自席に戻ると美彩ちゃんが『菘先輩がこんなギリギリに戻ってくるの珍しいですね。お昼行ったお店が混んでたとかですか?』と声をかけてくる。東雲くんとのことで昼食をとっていないことを思い出し急にお腹が減ってきた。今日はおにぎりと朝食のおかずの残りを持ってきていた。
───ミーティングの後で食べよ・・・。
ミーティング中にお腹が鳴りませんようにと願いながら準備をして席を立つと、聞き慣れない怒鳴り声がフロアを震わせた。
「何がですか?」
「えっ・・・だから助けてくれて。」
「別に助けたつもりないです。」
「えっ?」
「忍くんに特別な感情ないですけどぉ、カラダとか女子力には自信あるから女のプライド傷つけられて悔しかっただけです。写真も本当にどこにも出すつもりないですし、誰かに話すつもりもないです。悔しいしぃ。忍くんとの関係も今まで通りです。」
「・・・。」
「理解して頂こうとは思わないです。私も忍くんも菘先輩も美彩先輩も皆それぞれ生きたいように生きればいい。その代わり後悔しても自己責任ってことです。先、ミーティング行ってますねぇ。」
愛来ちゃんは淡々と言うと彼女の担当業務であるミーティング準備でプロジェクターのセットなどをする為会議室に入っていった。
自席に戻ると美彩ちゃんが『菘先輩がこんなギリギリに戻ってくるの珍しいですね。お昼行ったお店が混んでたとかですか?』と声をかけてくる。東雲くんとのことで昼食をとっていないことを思い出し急にお腹が減ってきた。今日はおにぎりと朝食のおかずの残りを持ってきていた。
───ミーティングの後で食べよ・・・。
ミーティング中にお腹が鳴りませんようにと願いながら準備をして席を立つと、聞き慣れない怒鳴り声がフロアを震わせた。