来る日も来る日もXをして
そこにはバスローブ姿の明日先輩がいた。
───色気やばい・・・。
わかりやすくセクシー全開の東雲くん(裏の顔ver.)とはまた違う、自覚のない色気だった。先輩は私の頭にガバッとタオルをかけると髪を優しく拭いてくれる。
「先輩・・・?」
「俺さっき、湯上がりの更科に動揺してすぐシャワー行っちゃったけど、髪乾かしてないよね。」
「あ、ああ!言われてみたらドライヤーしてませんでした。」
───湯上がりの私見て動揺・・・!?
その言葉にこちらの方が動揺してしまう。
「更科ってしっかりしてるようで抜けてるよね・・・そこが可愛いんだけど。」
「かわ・・・!?先輩ってほんと、たち悪いです。」
───そういうこと、サラッと言っちゃうんだから!
「え?」
「なんでもないです!」
先輩のタオルから抜けだすと洗面所にドライヤーを取りに行き、トイレの外にあるコンセントにプラグをさす。ここなら浴室を見ずに髪を乾かせる。
「洗面所かドレッサー使ったら?」
「!?でっ、でもそしたら・・・。」
───先輩の裸が見えてしまう・・・。
そんな私の気持ちをまたも汲んでくれた先輩は『ドライヤー終わってからシャワー浴びるから。』と言ってくれる。
「そんなの悪いですよ。」
「いいから。ほら。」
「え?」
先輩は私がコンセントにさしたばかりのドライヤーを抜くと私の手を引いていきドレッサーの前に座らせ、ドライヤーのスイッチを入れる。
『え?え?先輩?』という私の声はドライヤーの『ブオオオ』という音にかき消される。最近のドライヤーは音も静かだったりするが、少し前の型のようだ。先輩の手が頭皮に触れるとなんだかドキドキしてきてしまう。
───明日先輩の手ってなんかすごく優しくてホッとする。それに・・・。
鏡に映る先輩はなぜか幸せそうにしている。その姿をこのまま見ていたいと思ってしまう。
心地よさに浸っているうちにいつのまにかドライヤーは終わっていた。
───色気やばい・・・。
わかりやすくセクシー全開の東雲くん(裏の顔ver.)とはまた違う、自覚のない色気だった。先輩は私の頭にガバッとタオルをかけると髪を優しく拭いてくれる。
「先輩・・・?」
「俺さっき、湯上がりの更科に動揺してすぐシャワー行っちゃったけど、髪乾かしてないよね。」
「あ、ああ!言われてみたらドライヤーしてませんでした。」
───湯上がりの私見て動揺・・・!?
その言葉にこちらの方が動揺してしまう。
「更科ってしっかりしてるようで抜けてるよね・・・そこが可愛いんだけど。」
「かわ・・・!?先輩ってほんと、たち悪いです。」
───そういうこと、サラッと言っちゃうんだから!
「え?」
「なんでもないです!」
先輩のタオルから抜けだすと洗面所にドライヤーを取りに行き、トイレの外にあるコンセントにプラグをさす。ここなら浴室を見ずに髪を乾かせる。
「洗面所かドレッサー使ったら?」
「!?でっ、でもそしたら・・・。」
───先輩の裸が見えてしまう・・・。
そんな私の気持ちをまたも汲んでくれた先輩は『ドライヤー終わってからシャワー浴びるから。』と言ってくれる。
「そんなの悪いですよ。」
「いいから。ほら。」
「え?」
先輩は私がコンセントにさしたばかりのドライヤーを抜くと私の手を引いていきドレッサーの前に座らせ、ドライヤーのスイッチを入れる。
『え?え?先輩?』という私の声はドライヤーの『ブオオオ』という音にかき消される。最近のドライヤーは音も静かだったりするが、少し前の型のようだ。先輩の手が頭皮に触れるとなんだかドキドキしてきてしまう。
───明日先輩の手ってなんかすごく優しくてホッとする。それに・・・。
鏡に映る先輩はなぜか幸せそうにしている。その姿をこのまま見ていたいと思ってしまう。
心地よさに浸っているうちにいつのまにかドライヤーは終わっていた。