来る日も来る日もXをして
「東雲くん・・・!?」
「え・・・!?東雲・・・!?弟とか?」
明日先輩はチャラ男バージョンの東雲くんを訝しげに見ている。
「明日さん、おはようございます。」
わざとなのか東雲くんはいつものボソボソ喋りだ。
「えっ!?本当にあの東雲!?」
「普段の冴えない僕はウィッグなんです。でも昨日の帰り鳥のフン落ちてきて最悪でしたよ。」
東雲くんは本来の彼の喋り方になった。
───本当に鳥のフン落ちた!!神様、いや、鳥様ありがとう!
「驚いたよ。それにしてもこんなに早い時間に出勤なんて珍しいね。あ、でもスーツじゃないしジム行ってから出社とか?」
「あ~ちょっと遊んでて。眠いんで今日午後出勤にします・・・あふ。」
「ちょっと何それ!社会人としてそんなの駄目だよ!そりゃ、プライベートは自由だけど、遊ぶにしても仕事に影響出ないように程々にするのが常識でしょ!?」
「更科さん、朝からキンキンうるさいですね。二日酔いの頭に響くからやめてくださいよ。二日酔いってかさっきまで飲んでたんですけど。」
「それは健康にもよくないね。若いからってあんまり無理すると大変なことになるよ。」
「明日さん、どうしたんですか?いつもと雰囲気違いますよね?人のことなんてどうでもいい、俺が一番輝いてる!みたいな感じなのに。なんかしょぼくれたおっさんみたいです。」
「・・・俺はおっさんていうかじいさんなんだよ。」
「またまた・・・昨日の夜、よっぽどおふたりで楽しんだんですね。服も同じですし。更科さんと身も心も一緒になったんで、性格まで似ちゃいましたか?」
東雲くんは憎たらしい笑顔を浮かべ心底楽しそうだった。
「え・・・!?東雲・・・!?弟とか?」
明日先輩はチャラ男バージョンの東雲くんを訝しげに見ている。
「明日さん、おはようございます。」
わざとなのか東雲くんはいつものボソボソ喋りだ。
「えっ!?本当にあの東雲!?」
「普段の冴えない僕はウィッグなんです。でも昨日の帰り鳥のフン落ちてきて最悪でしたよ。」
東雲くんは本来の彼の喋り方になった。
───本当に鳥のフン落ちた!!神様、いや、鳥様ありがとう!
「驚いたよ。それにしてもこんなに早い時間に出勤なんて珍しいね。あ、でもスーツじゃないしジム行ってから出社とか?」
「あ~ちょっと遊んでて。眠いんで今日午後出勤にします・・・あふ。」
「ちょっと何それ!社会人としてそんなの駄目だよ!そりゃ、プライベートは自由だけど、遊ぶにしても仕事に影響出ないように程々にするのが常識でしょ!?」
「更科さん、朝からキンキンうるさいですね。二日酔いの頭に響くからやめてくださいよ。二日酔いってかさっきまで飲んでたんですけど。」
「それは健康にもよくないね。若いからってあんまり無理すると大変なことになるよ。」
「明日さん、どうしたんですか?いつもと雰囲気違いますよね?人のことなんてどうでもいい、俺が一番輝いてる!みたいな感じなのに。なんかしょぼくれたおっさんみたいです。」
「・・・俺はおっさんていうかじいさんなんだよ。」
「またまた・・・昨日の夜、よっぽどおふたりで楽しんだんですね。服も同じですし。更科さんと身も心も一緒になったんで、性格まで似ちゃいましたか?」
東雲くんは憎たらしい笑顔を浮かべ心底楽しそうだった。